マンモグラフィによる検診を受けましょう

40～60歳代の乳がんが激増しています。乳がんの特徴は、この年代の女性に特に多く見られることです。
わが国では、1年間におよそ90,000人(2019年)の女性が乳がんと診断されています。
これは、胃がん、大腸がんと並んで、女性に最も多いがんの1つです。
一方、乳がんで亡くなる女性は1年間におよそ14,000人(2019年)です。
40～50歳代の女性では、がんで亡くなる方の27％が乳がんで、この年代の女性の中で最も多いがん死亡原因となっています。

お問い合わせ

乳がん検診は、予約制となっております。ご不明な点など、お気軽にお問い合わせください。

岩倉病院では、マンモグラフィ検査と触診での乳がん検診を行っています。

検査方法

Point乳がん検診を受ける時期は、乳腺の腫りが落ち着く、生理開始後7日～10日頃がベストです。

• 触診察 乳房全体を見て触れて、しこりができていないか、乳房や皮膚の変化や、乳頭などに異常がないかを確かめます。
• マンモグラフィ検査
  

  [ マンモグラフィ ]

  乳房を圧迫しながら上下または左右方向から撮影します。
  触診では見つからない小さなしこりや、超早期の微小乳がんの発見には、乳房専用のレントゲン「マンモグラフィ」検査が必要不可欠です。
  多少の痛みを感じますが、検査は１５分程度で終了します。
  検査は全て＜女性スタッフ＞が対応いたします。
  ※妊娠している方は、事前に医師にご相談ください。
• 乳腺超音波検査 オプション検査として超音波検査（エコー）が可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。
• 検査結果 検査結果は、後日郵送いたします。

検査日

乳がん検診は、予約制となっております。ご不明な点など、お気軽にお問い合わせください。

※ 乳がん検診は、予約制で行っております。事前にご予約をお願いいたします。

精密検査が必要と診断された場合

当院で精密検査を行うことができますが、結果が届いてから、お電話にてご予約になります。

※精密検査は健康保険でお受けいただくことになります。

最新鋭の画像診断装置

マンモグラフィ

最新の機器・無駄なＸ線をカットし被曝量を低減した、女性に優しいＸ線撮影装置です。
撮影技師は、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定技師が行います。
検査は全て＜女性スタッフ＞が対応いたします。

マンモグラフィ画像診断ワークステーション

乳がんの早期発見のためのマンモグラフィに適した高画質画像を得ることができる、デジタルX線画像診断システムを導入いたしました。

高度な技術

当院は、マンモグラフィ検診精度管理中央機構の [ 検診マンモグラフィ撮影技師認定診療放射線技師 ] がそろっている施設です。
より高度な検査・診断をするために、講習にも積極的に参加しています。

乳がんとは

今、日本女性の9人に1人が乳がんになっています

乳がんとは、乳房にある乳腺（母乳を作るところ）に発生する悪性腫瘍のこと。現在、乳がんを患う人の数は年々増える傾向にあり、 毎年約4万人の女性が乳がんにかかると言われています（女性では、胃がんを抜いてもっとも頻度の高いがん）。

乳がんは、早期発見すれば治癒率が高いガンです

早期の乳がんは90%の人が治ると言われています。大切なバストを守るために、専門の検査機器で細かい部分まで検診する事が必要です。